近年、男性の育児休暇習得率の低下がとても問題となっています。
昔より男性の育児進出の社会的認知度が上がってきましたが、まだまだ欧州などの外国に比べ育児休暇取得者が少ないようです。
私の周りにもちらほら男性で育児休暇をする人もでてきましたが、やはり男性が育休することのハードルがまだ高いのかもしれません。
そんな中、私は、2番目の娘が生まれたとき約2週間半の育児休暇を取りました。
今回、私が経験した男性育児休暇についご紹介します。
私が男性育休を取った理由
一番目の息子が生まれたとき、育児休暇は取らず、会社から与えられている出産休暇として3日間頂いただけでした。
とりあえず、妻が出産し退院日までに3日間お休みをとり、その後は休みを取らず通常の勤務をしました。
妻の方は、子供を連れて実家のほうで約1ヶ月間療養しました。
がしかし、
1ヶ月後、家へ帰ってきた妻の顔を見ると、げっそりやせて、やつれた表情で完全に気が抜けていました。
おかしいと思い、ググって見ると、
育児ノイローゼ??
育児ノイローゼとは
ノイローゼとは、心の病気の中で神経症をさします。不安といったストレスによって発症するといわれていますが、その定義は曖昧(あいまい)です。
出産・子育て中のお母さんが情緒不安定になったり、うつ、睡眠障害などの症状があることを育児ノイローゼといいます。主に、子育てに対する不安や悩みなどが原因といわれています。
引用ウーマンエキサイト 医師監修それって育児ノイローゼかも
心配になった私はすこしお休みをとり家事や育児をできるだけ負担がかからないようにサポートしました。
その後、2、3ヶ月すると少しずつよくなり1年後には、時短で働けるようになった妻でしたが、出産してからの1ヶ月目は妻も私もとても大変でした。
ということで、2人目は、そうならないように妻が退院後2週間半私が育休をとり、そのあと両家の母に1週間ずつ来てもらいサポートしてもらいました。
夫だけでなく両親など周りの家族の協力があるととてもいいとおもいます。育休をとっても2人だけではつらいときやけんかになってしまうときがあるのでできるだけ周りの人にも来てもらい自分たちだけで抱え込まないようにするといいでしょう。
育休にあたっての私がした手続き
通常、育児休暇を申請すると、社会保険が免除され、育児休業給付金(給料の65%)がもらえます。
しかし、私の場合、有給やその他会社の特別休暇を利用して2週間半の休みを取りました。ですので、本来の育児休暇申請はしませんでした。
2週間半ですと、約15日くらいですが、週休2日制ですので祝日がなくとも15-4(本来の2週間内の休み)=11日の休みを取ればいいわけです。
幸い私の育児休暇中祝日が3日くらいありましたのでなんだかんだ実質7日程度の休暇申請で済みました。
育休の申請しなくても私のように有給や会社の特別休暇など支給された休みなどを利用して育休を取ることもできます。
私の場合、できるだけ出産するまで有給を残しておき柔軟に対応できるようにしときました。
有給は、育児のために与えられた休みでありません。できるだけ、育児休暇申請を出して育休をすることをお勧めします。
私がした上司や職場の同僚への報告
私の場合、妊娠6ヶ月ごろに上司へ妻の妊娠広告と育児休暇をとることを伝え、自分の部署内の同僚への報告は、妊娠8カ月ごろ報告しました。
2週間半のお休みだったので特に仕事の引継ぎもすることもありませんでした。
なにか困ったことがあれば電話やメールしていただくよう申し伝えました。
1年など長期的な休暇を取る場合には、余裕をもって会社の業務に支障きたさぬように仕事の引継ぎを早めにするのがいいと思います。私の場合、8カ月で同僚に報告しましたが長期休暇の場合、この月齢での報告は遅いと思います。出産が早まったり、緊急入院などに備えて早めに行動をしましょう。
今回のまとめ
産後疲労は、慎重にケアする必要があると思います。子供を育てるのは2人で行うのは当たり前のことです。助け合うのも当たり前のことです。養うお金を得るために仕事をする必要がありますができるだけ休みをとり子供を育ててください。一生に一度の人生、育休も一生一度かもしれません。人生を考えてみるとたかが2週間、1カ月、1年です。共に育てましょう。